2011/05/27

ブラック・スワン(主演:ナタリー・ポートマン)

見てきました。R-15指定の「ブラック・スワン」です。
ナタリー・ポートマンのアカデミー賞最優秀主演女優賞は納得。
なんというか、凄かった。
映画のカテゴリは「サイコスリラー」らしい。なるほど…。

・現実と幻が入り交じった世界。
・どこまでが現実なのか。
・精神世界が現実を侵す過程。
・登場人物たちの危険な関係。
・主人公が至る道筋。
・ラスト。

ネタバレなので、続きは折り畳みで。





主人公のニナと演出監督(名前忘れた!)と、新参のリリー。
ニナは本当に、まっさら臆病な白鳥。オデット姫そのもの。
リリーは自由奔放。曰く「演技じゃない」らしい。
ヴェロニカは、「白鳥の湖」で主役を争ってた相手だったのか…な?
前プリマがすぐ退場かと思いきや、中盤以降に(||゚Д゚)ヒィィィ!な展開に。

なんていうかね、痛い。これは痛いよ。
ニナの手指や足がね、よく血が出たりささくれたりね、ほんとそれを
思い出すだけで痛いです。私が。あああ、冷や汗が出る…orz
でもバレリーナって、ホントにああなってる気がする…。
本当に、「血のにじむような努力」なんだと思います。

白鳥は完璧。でも黒鳥になれない。
そこからニナが自分の闇に呑まれていく。

リリーと食事に出掛けたあとのシーンが一番の衝撃。
…あれ、カップルで見に行った人気まずくなかったんですかね(苦笑)
いやそれ以外にも、気まずくなりそうな場面はいっぱいあったけどね。

ニナの恐慌状態が、本番舞台まで続いたことが驚きでした。
番宣のイメージから、勝手に「本番までに狂って壊れてしまって、
その状態で踊る」と思ってました。違った。

番宣であんまりにも痛くて印象に残っていたシーン。
「黒い羽のようなものを引き抜く」
あれも結局はニナの妄想(リアルすぎる幻覚)でしたが、
まさかそれが現実世界で本当のようになるとは…。

本番で白鳥→黒鳥となるとき、控え室で黒鳥の準備をしている
リリーと遭遇。主役は私だとお互いに険悪になる。

「It's my turn!!!」

我を忘れたニナはあることを仕出かしてしまい、
結局それを隠して黒鳥となる。
舞台へ躍り出たニナは、今までの駄目すぎる黒鳥から一変。
舞台上だけでなく彼女の舞台を見守るダンサーやスタッフ、
果ては観客全てを呑むほどの黒鳥へ変化する。

1人でターンするシーンで、彼女がターンするごとに羽音が大きくなり。
最終的には「サモトラケのニケ」のように、腕が漆黒の翼に。
ポーズの瞬間にスポットが当たり、彼女の影すらも翼を持った人の形…。

もう、あのシーンは鳥肌すぎる…。

キーワードはあれですね。
「君を阻んでいるのは君自身だ。君を阻む者を倒せ」
ん?「殺せ」だったか?
ともかく、これがクライマックスに掛かってくる。
うん、ラストの後どうなったのか気になるんですがね…!!

…それにしたって、見てから2日経ったっていうのに、
頭の中から「白鳥の湖」の曲が消えないのは怖い。違う意味で怖い。
サントラ出てたんですが、買う勇気もない…(苦笑)



しかし何度見ても、このナタリー・ポートマンが綺麗…。
関連記事





感想・レビュー | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示